先日のCoccoさんの動画ですが,
”私は愛と平和のために私達に何かできることがあると確信しています”と
最後にCoccoさんが英語で仰っていました。
その辺の人が言っても戯言にしか聞こえない台詞ですが,
あの歌の後でCoccoさんが仰ると妙に共感してしまうものです。
このライブに参加されていた方が,
”ライブの本当の意味を理解し歌っているシンガーは彼女だけだった様に思います。”
と動画にコメントされていたのもわかる気がします。
さて,Coccoさんの出世作といえば某航空会社のCMにもなった,
表題作でしょう。
メロディーはみなさま聴き覚えがあるかとは思いますが,
歌詞はとても難しい問題を提起しているように思います。
成功したときに何も失わずにいられるのかとは永遠の命題です。
成功体験からくる驕りで滅んだ事例は,
平家物語を見るまでもなく枚挙に暇がありません。
それでも,成功に驕らなかった人物として思いつくのは
徳川家康と松下幸之助です。
徳川家康は武田信玄に完敗したとき,
自分の無様な姿を描かせて終生保存し,自分への戒めとしたと言われています。
また,松下幸之助は終生”
毎日素直なこころでやろう”と念じていたそうです。
この方はさすがに立志伝中の人物だけあって,晩年に病院で喉の治療を受けるときに
医師からの「ご辛抱下さい」との言葉に対して
「いやいや,お願いするのはわたしです」と答えられたそうです。私などはただただ感服するばかりです。
では少々長くなりましたが↓の表題作をご覧下さい。
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