先日,アイスショーに行ったときに,売店で表題の本を購入しました。
宇都宮直子さんの著作で,サブタイトルが,
”なぜいつから日本は強くなったのか”です。
日本フィギュアスケートの黎明期から先人たちが如何にして発展させていったのかや
初めて世界のトップを争えるようになった伊藤みどりさんが紹介されています。
また,プリンスアイスワールドの創始者である堤義明氏についてもふれられています。
彼の功罪はさておき,日本のウィンタースポーツ振興には欠くことのできないということが。
フィギュアスケートも例外ではなく,関係者は足を向けては寝られないと話すそうです。
伊藤みどりさんの才能にいち早く着目し,現役時の支援はもちろん,
引退後もプリンスアイスワールドに礼を尽くして迎えたそうです。
何より,プロの団体があるということは選手にとってかけがえのないことです。
引退後もフィギュアスケートで食べていけるのですから。
ちなみに,伊藤みどりさんはフランスでの人気が高く,
1992年に1億2千万円のオファーがあったにもかかわらず,
プリンスアイスワールドを選んだそうです。
”日本の宝”としてサポートしたいという堤氏の説得もあったのでしょう。
というわけで今回は伊藤みどりさんの動画です。
表現力はともかく,ジャンプに関しては現在のレベルでも及ぶ選手は
そういないなと思わせる素晴らしい演技です。
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