宮城県が条例で性犯罪者の居場所をGPS端末により
監視することとなりました。
マスコミではあまり取り上げられていませんが,
私は条例でプライバシーに踏み込むのは問題だと考えます。
とはいえ,性犯罪の再犯率が高いのも事実です。
そして,被害者の方の被る精神的な苦痛は甚大なものです。
よって,条例ではなく,刑法により刑罰の一種として規定すべきです。
保護観察処分のような形ですね。
そして,再犯回数によりそのプライバシー規制も重くすべきです。
1回なら警察官による定期的な訪問,2回ならGPS監視というように。
何より,性犯罪者の更生教育が重要です。
懲役刑だけでは犯罪におよぶ心の歪みを直すことはできません。
東京都の児童ポルノ規制が話題になりましたが,
こちらの問題の方がずっと重要な事柄ではないでしょうか。
さて,今日はすでにご存知の方もいらっしゃるかとは思いますが,
関西電力の阪神大震災15周年CMをご紹介したいと思います。
職業柄,送電再開の瞬間の映像は胸にくるものがあります。
素晴らしいCMではありますが,震災を風化させないと同時に
犠牲者の死を無駄にしないためにも教訓を検証し,
今後も地震への備えをしっかりすることが必要です。
それが,犠牲者の方への慰霊にもなるのではないでしょうか。
[1回]
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