今週NHKで放送された資本論の特集を録画したものを見ました。
私も学生時代に読んだことはありますが,いまいち理解できていません。
今回はわかりやすく解説されていてよかったと思います。
革命云々の件はともかく資本主義の解析は秀逸です。
資本論というとすぐ共産主義というレッテルをはられ,
敬遠される方もいらっしゃるようです。
しかし,この著作は19世紀当時の資本主義を解析し,
資本とは何か,価値とは何かを明らかにしたものです。
勿論,すべてが現在に当てはまる訳ではありませんが,
戦後のケインズ主義が限界にきている近年では
見直す必要があるようにも思えます。
資本論では恐慌のメカニズムも解析されています。
ちなみに,恐慌というと悪い印象ばかり持ってしまいますが,
これには経済を仕切りなおす役割もあるのだそうです。
また,政府の介入も恐慌をなくすことはできず,
それが起こるのを引き伸ばしているに過ぎないそうです。
その結果,1929年の世界恐慌や,近年のリーマン・ショックのように
恐慌の規模が大きく世界的になってしまう結果になるそうです。
難解な著作ですが,読んでおくのがいいのかもしれません。
あと,古典だと韓非子も必読の著作ですよね。
法家としての立場はともかく,例え話が非常に上手く含蓄があります。
今回は↓にわかりやすく解説したページを紹介します。
番組でも言われていましたが,英訳が一番読みやすいようです。
http://www.geocities.jp/hgonzaemon/intro_marx_intro.html
今日は,B'zの松本さんのギターにZARDの坂井さまのヴォーカルによる
”異邦人”のカバー動画です。
コメントにもありますが,坂井さま綺麗ですね。
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